ルービックキューブの平仮名コード
当時34歳 思考ルービックキューブの解法は購入時の解説書や公式サイトに丁寧に説明されているが、この一連の動作 (マヌーバ maneuver という) をどうやっておぼえるか?というのが最初の関門だろう。
多くの愛好家の間で利用されている記法として以下のものがある。
- RU'RD2R'URD2R2
Rは右側の面を時計回りに90度、
U'は上面を反時計回りに90度、
D2は下面を180度、
といった具合だ。
書くときはまあこれでも良いかもしれないが、読み上げたり記憶したりするのに「ゆーダッシュ」とか「でぃーに」とかなってしまって、いささか辛い。
そこで、平仮名に対応させる記法を考えた。素晴らしいことに平仮名はマトリックスに並んでいるので、ア列を時計回り90度、イ列を180度、ウ列を270度(=反時計回り90度)として、
- U: 「う」え から、ア行
- D: 「し」た から、サ行
- R: 「み」ぎ から、マ行
- L: 「ひ」だり から、ハ行
- F: 「て」まえ から、タ行
- B: お「く」 から、カ行
と決めれば、ひらがな1文字でムーブ1つを表現できる。例えば R' はマ行ウ列で「む」となり、
上に挙げたマヌーバ
- RU'RD2R'URD2R2
は
- まうましむあましみ
となる。(フリック入力も大変容易)
ちなみにこれは公式手順の「step 6 上段コーナーキューブ」のマヌーバだ。
同様に 「step 7 上段サブキューブ」は
- みあまあむうむうむあむ
となる。
全ての動きが平仮名1文字に対応するのでかなり覚えやすいし、思い出しながらの再現もやり易いと思う。
私が記憶しているマヌーバは、上に上げた2つの他には
- たまあむうつ
- まいむあまあむ
の合計4つだけだ。