電話が嫌いな理由

当時20歳 学部3年生 思考

僕も一応PHSを携帯していますが、どうも電話でお話するのは嫌いで、友達に電話番号を聞かれたときは大抵「電子メールでいい?」と聞き返すようにしています。

1日が24時間あって、そのうち(少なめに見積もって)6時間は寝ていて、90分の授業が3回あって、更に毎日3時間は電車の中にいるわけです。計13時間半。つまり、僕に電話をかけても、1/2強の確率で、回避できない理由により通話不能です。食事の時間が、1日に1.5時間。口をもぐもぐさせながら電話に出るのも失礼かと思いますので、これも通話不能。それから、これは我儘かもしれませんが、僕は1日のうちのせめて1.5時間くらいは電話を気にせずに作業に没頭したいのです(これくらいなら人並みでしょう?)。

つまり、結局のところ、僕に電話して無事に会話が成立する確率は30%ということになります。

更に話をややこしくするのは、留守番電話、着信履歴といったおせっかい機能のみなさま。これらの機能のせいで、僕はこのアンラッキーな70%のために電話を返さなければならないのです。しかも、相手もだいたい僕と同じような生活をしていると仮定すれば、それでつながるのもやっぱり30%。運悪く70%の方を2回たどってしまったパターンの場合には、さらに相手側に僕へ電話する義務が課せられて、やはり30%の確率でつながるわけです。いったい、平均何回でつながることになるのか計算してみると、Σn*0.7^(n-1)*0.3 ですから、3.33回くらいです。 (追記: 確率3/10の事象の起きる回数の期待値ですから、逆数になるのは当然ですね。まったくもって自明です。)

というわけで、連絡は電子メールで。僕は、1日3回くらいはチェックしてますから、電話をかけるより、多分確実です。